ロボキャリアの作成理由

こんにちは。ロボット業界特化型のキャリア情報サイト「Robo-Career 」を公開しました。
今回は、なぜ私がこのサイトを立ち上げたのか、その背景にある「業界への危機感」と「未来へのビジョン」について書きたいと思います。
幼少期からの情熱、そしてロボカップへ
私にとってロボットは、幼い頃から常に身近な存在でした。
ハードウェアのメカニカルな動きと、それを制御するソフトウェア。この両輪が噛み合って初めてモノが動く面白さに魅了され、趣味としてずっとロボット作りを続けてきました。
現在は大学でロボカップ(RoboCup)に出場し、チームメンバーと共に世界大会を目指して開発に没頭しています。
実際に競技に関わってみると、ロボティクスという領域がいかに多くの専門的なスキルを必要とするか、身を持って痛感します。機械設計、回路、制御、画像認識、AI……。学ぶべきことは尽きませんが、それがこの分野の奥深さであり、楽しさでもあります。
「ロボットを仕事にしたい」と思った時にぶつかる壁
しかし、いざ「将来、ロボットに関わる仕事をしたい」と考え、インターン先や求人情報を探そうとした時、大きな壁にぶつかりました。
「情報が、あまりにも散らばっている」のです。
Web業界や一般的なIT業界であれば、体系的に企業を探せるプラットフォームがいくつもあります。しかし、ロボティクス領域に特化して、技術スタックや事業内容から体系的に探せるようなサイトは、驚くほど見当たりませんでした。
クローズドな環境が招く「人材の流出」
これは単に「不便だ」というだけの話ではありません。もっと深刻な問題が隠れていると感じました。
ロボット開発には高い技術力と強い意欲が必要です。しかし、その情熱を受け止める企業の求人情報がクローズドな環境にあったり、見つけにくい状態であったりすると、どうなるでしょうか。
「ロボットをやりたいけれど、どこに行けばいいかわからない」
「自分のスキルが活かせる場所が見つからない」
そう感じた優秀な人材が、情報のアクセスしやすいWeb業界や他の産業へと流れてしまっている現状があるのではないか。これは日本のロボット産業にとって、計り知れない損失だと感じました。
Robo-Careerが目指すもの
そんな課題感から生まれたのが、この「Robo-Career」です。 正直に言えば、最初は自分自身の業界研究のために情報を集め始めたのがきっかけでした。
「どんな企業が、どんな技術で、どんな未来を作ろうとしているのか」を知りたかったのです。 しかし開発を進める中で、このサイトにはもっと大きな役割がある確信するようになりました。
日本のロボティクスを、世界で戦える産業へ
私のビジョンは、「日本でロボット産業に関わる人を増やし、世界で戦える産業にする」ことです。
そのためには、以下のサイクルを生み出す必要があります。
- 情報の透明化: 現在ロボットを専門にしている人だけでなく、興味を持っている異分野の人にも情報を届ける。
- マッチングの最適化: 意欲ある人材が、熱量のある企業と出会える場所を作る。
- 産業の発展: 人が集まることで技術革新が起き、日本のロボティクスがさらに強くなる。
最後に
ロボットは、日本の未来を支える重要な産業です。 学生、エンジニア、研究者、そして企業の方々。「Robo-Career」が、ロボティクスに関わるすべての人にとっての架け橋となれるよう、これからも機能の拡充と情報の充実に努めていきます。 もしよろしければ、サイトを覗いてみてください。そして、一緒に日本のロボット産業を盛り上げていきましょう。